アクセスランキング
- No.01
- 2010-01-30 23:59
- シリーズ4期コミックス「魔法戦記リリカルなのはForce」①、発売日当日に売切れ店続出&web拍手ボタンをリリース!
- No.02
- 2010-02-01 21:00
- シリーズ4期コミックス「魔法戦記リリカルなのはForce」①、発売と同時に緊急重版が決定!&web拍手ボタン追加情報
- No.03
- 2010-01-30 12:00
- 月刊ニュータイプが放つ「史上最強の美少女マガジン」娘TYPE(ニャンタイプ)、毎月刊行が決定!
- No.04
- 2010-02-02 00:00
- 「ONE PIECE」のベストアルバムが登場!
- No.05
- 2010-01-27 19:08
- Web配信から劇場に『イヴの時間 劇場版』公開!
1位 →
Fate/stay night
2位 ↑
ひだまりスケッチ
3位 →
キディ・ガーランド
4位 ↓
こばと。
5位 ↑
地獄少女 三鼎
![]()
大注目!「化物語」新房監督インタビュー!
2009-04-06 16:38
原作西尾維新×監督新房昭之×制作シャフトという最強タッグが実現し、この夏放送予定の「化物語」。制作を目前にひかえた新房監督に直撃インタビューしたニュータイプ2月号記事では、取材時の本の一部しか読者にお届けできずにいたのですが、ここで満を持してインタビューを全文掲載!
ことば遊び、会話の妙と、活字だからこその魅力であふれる「化物語」を、新房監督はどのようにして映像にしてゆくのか? 西尾維新ファン、そして新房昭之ファンの気になるアニメ「化物語」について直撃。

小説の気配をアニメに残す、ということ
――企画はいつごろから動いていたのでしょう。
新房 一昨年末くらいからかな? 講談社さんから西尾維新さんの作品をいろいろいただいて読んだのが最初です。その中で『化物語』をアニメ化しようという話になって、現在に至っています。 実は社内にも西尾さんのファンが多くて、決定する前にデスクに置いてあった本をめざとく見つけたスタッフや他の会社の方々に「シャフトでつくるんですか?」って聞かれて、やべえ! ってこともあったりなかったり(笑)。
――いい話です(笑)。小説を読まれた感想は?
新房 キャラクター・ストーリーなど、様々なおもしろさの中で、会話のおもしろさは特徴的だと感じました。なので、ヘンにいじったりせず会話をそのままフィルムにしたいと思いました。私自身もアニメにするならその会話を聞きたいと感じたので。
――会話をそのままフィルムにするとは、どういうことでしょう。
新房 文字と映像の境目をあいまいにしたいということかな。単純に映像に置き換えるということではなく、映像の中に、小説の気配を残したいと感じています。
もっと言えば、”『化物語』”をアニメ化する為の唯一無二の方法論を探っています。今までも演出に文字を使ったりしていたので、そういう方向での試みもやれればと。
――監督が手がけた『さよなら絶望先生』にも文字は多用されていました。
新房 もともと文字って象形文字というか絵から生まれたものだから、見せ方はあると思っていました。なので、字面のおもしろさを映像と融合させるということもやってみたいですね。
――それらが、どうシナリオになるのか気になります。
新房 実はシナリオ会議はもう終わっています。結局は原作どおりに進めるので、そのまま話数で分けたというか、切りの良いところでまとめた状態です。なので今回、シリーズ構成がいないんです。時系列を直すこともしません。西尾さんの小説って会話にものすごく伏線が張ってあるので、ひとつの台詞を削ったり、入れ替えたりすると辻褄があわなくなっちゃうから、なるべく原作のままいきたいけど、これが難しい。尺の問題とかね。
演出に関しては、会話を際立たせるために、ともすれば「キャラクターが話しているだけ」という回があってもいいかもしれませんし、極端に言えば作画ゼロ枚とか(笑)、いろいろ悩んでいます。でも、それが映像としてどうなるのかはわかりません。思案中というか、探り中。その点では、通常で言うところのアニメ化とはちょっと違うかもしれませんが、『化物語』にとってはベストな方法論での映像化をめざしています。
――原作のまま、ということであれば『するがモンキー』の神原駿河の暴走っぷり(?)も楽しみです。
新房 それこそ大事でしょう。美術も、どこかの腐女子の方にお願いして、部屋の取材に行きますよ(笑)。
淡い色合いを大切に世界を創る、ということ
――キャラクターデザインについて伺います。
新房 最初から「渡辺明夫さんで」という話があって、僕としては大歓迎でお願いしました。そうしたら、小説の挿絵を描いているVOFANさんが渡辺さんの名前を知っていて、ものすごく喜んでいたという話を聞いて、それはとってもうれしいことでした。
――ことに『まよいマイマイ』の八九寺真宵の破壊力がすごい! と巷で話題です。
新房 いいですよねえ、渡辺さんの描くキャラクター。本当にいっそのこと、まったく動かなくても一話もつんじゃないかと思えるくらい!
――と、いうお話がありましたので、ここで渡辺明夫さんにもご登場いただきます。
渡辺 無理です! 一話もちません!!
新房 そうなの? 残念だなあ(笑)。
――そんな渡辺さんが、今回心がけている点はどんなことでしょう。
渡辺 何よりもまず色を考えました。参考にさせて頂くビジュアルが少々少なく、カラー原稿も表紙のみでしたので、そこから色や美術も雰囲気を拾いつつキャラクターにあわせて違和感のない世界をめざしています。考える事は難しいですが、とても楽しいので、何とか形にしていきたいです。
お話をいただいたときはうれしさと同時にプレッシャーも大きかったんですが、今はただ、やれることを頑張ります。今回のように一つのアニメスタジオにどっぷり組んでお仕事させていただくのは久しぶりなので、今からどきどきしています。
新房監督的・原作準拠
――淡々と話されていますが、静かな意気込みがうかがえて期待が高まります。
新房 これはかなり大それた発言なんだけど、高畑勲監督が手がけたアニメの『赤毛のアン』みたいになればいいなと。この作品に出てくる台詞って原作小説とほとんど変わらないんだけど、とてもおもしろい。本放送も見て、それこそ再放送も見て、DVDを買ってからも見ているんですが、日常の会話だけなのに凄く楽しませてくれる。なので、こういう方向性もあるかなと感じています。この『赤毛のアン』で、小説をアニメにする、ひとつの形を見た気がしていて、会話のおもしろさをアニメに出来るということを教わった。
ただ、僕にはあまりああいう素養がないので、自分にそれが出来るかどうかはちょっとわからないんですけれど、ひとつの可能性として。本当に大それた例えですけれど……。
――めざしているのは原作準拠ですが、そこに監督ならではの視点を感じます。
新房 もとより小説とアニメではジャンルが違うので、何をもって原作準拠というかはまた別だとは思うんだけど、『化物語』のおもしろさをアニメにする方法は必ずあるんです。それができれば、もとが非常におもしろいんだから、おもしろい作品になるはず。
もちろんアニメなので絵の魅力は大切で、絵になることで良くならなくてはいけないとも思う。そこは渡辺さんに頑張っていただいて。あとは多分、この作品の成否はアニプレックスの宣伝にかかっていると思うので、本日同席している宣伝担当の高橋祐馬さんが、きっとすごく宣伝してくれることを信じてます。
――だ、そうですが……。
高橋 も、もちろん、頑張ります。頑張らせていただきます。
新房 でも、僕らは仲が良くないからなあ。
――そうなんですか?
新房 え、仲良いの?
高橋 僕にどう答えろと仰りたいんですか……。
新房 良いの? 悪いの?
――どちらにしろ高橋さんからは答えづらそうですが、これ何かのプレイでしょうか。
新房・高橋 違います。
――と、お2人の答えがそろって仲良しなのがわかったところで、監督からNT読者にひと言お願いします。
新房 基本的には「見てください」と。本当に見ていただくしかないので。あとは高橋さんの宣伝に乞うご期待です(笑)。

「化物語」
STAFF
原作:西尾維新「化物語」(講談社BOX)
監督:新房昭之
シリーズ構成:東冨耶子
キャラクターデザイン・総作画監督:渡辺明夫
シリーズディレクター:尾石達也
ビジュアルディレクター:武内宣之
音楽:神前 暁
音響監督:鶴岡陽太
美術監督:飯島寿治
アニメーション制作:シャフト
CAST
5月発売予定のドラマCD内にて発表
(西尾維新完全書き下ろしの本編CD+本編脚本ブックが講談社より発売予定)
くわしい情報は「化物語」公式HP(http://www.bakemonogatari.com)をチェック!
(取材・文/おーちようこ)
(C)西尾維新/講談社・アニプレックス


















