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「ウルトラヴァイオレット:Code 044」キャスト陣のコメントをお届け!!

2008-06-09 12:02

ミラ・ジョヴォビッチ主演の米アクション映画「ウルトラヴァイオレット」がアニメ化される。7月1日からアニマックス、BS11で「ウルトラヴァイオレット:Code 044」が放送開始される。
監督は「あしたのジョー」「CLANNAD」(劇場版)「ルパン㈽世」(テレビスペシャル)などを手掛けた出崎統監督。アニメーション制作はマッドハウスが行なう。
今回、第2話の収録が行なわれ、朴ろ美、関智一、小山力也が作品の魅力を語ってくれた。

——演じられている役について教えてください。
044(フォーティー・フォー)役:朴ろ美
「アニメは『ウルトラヴァイオレット』というミラ・ジョヴォヴィッチさん主演の実写映画から、時間経過した未来が舞台。そのなかで、(044は)はおそらくウルトラヴァイオレットの遺伝子をもっているんじゃないかな?
044は若いときにウィルス感染させられて、強化人間になった。でも、寿命が短いんです。彼女は、自分の寿命がもう短いってことを予感していて、死を恐れているわけではないけれども、自分の存在価値に悩んでいるところに今回の話で、ルカと出会います。この出会いによって今後どうなっていくんだろうかという感じになっています」

ルカ役:関智一
「僕が演じるルカは、キング率いる『ファージ』のなかで、暫定的なリーダーを務めている。キングのために044と対峙し、圧倒的な戦闘力の前に敗れてしまいます。2人がその後どうなっていくのかというのがこれからの見どころだと思います」

ダクサス二世役:小山力也
「演じるダクサス二世というエキセントリックな男で、なんでも自分の思いどおりになると思っている。権力をもっていて当たり前という人間が、044の反抗によって自分の立場が危うくなり、そこでどのようにエキセントリック度が増した切れ具合を見せるかが楽しみですね」


——役づくりで心がけていることを教えてください。
044(フォーティー・フォー)役:朴ろ美
「先々週の第1話の収録では、がらにもなくすごく緊張してしまいました(笑)。洋画の吹き替えではよくお会いする先輩方ですが、アニメの現場で会うとすごくオーラを感じ、ふとガラスの向こうを見ると重鎮の方々がずらっと並んでいてすごく緊張してしまいました。そんな自分に負けないようにしようにと思っています」

ルカ役:関智一
「今日初登場なので、世界観を探りながらというところもあります。主人公の044と敵対する人間として登場しながらも、彼女が僕を助けてくれるわけですよね。そこで、彼女も自分が置かれた立場を裏切ることになるでしょうし、僕も自分が憎んでいた人に助けられる状況で物語がスタートしていくので、そこをどういう風に演じていくかがおもしろいところだなと思っています」

ダクサス二世役:小山力也
「典型的な支配者。上からものを見て当たり前という考えのもち主。今日初めて、『ちくしょう!』というできごとがありましたが、とにかく支配欲をもっていて、人間を人間と思っていない明らかに見下す態度の人間。でも044の魅力もちゃんとわかっていて、『もしファージでなければ、お前を俺のものにしてやるんだけどな』といういやらしさもありますね(笑)。ひじょうに冷酷であり、自信家であり、世の中はすべて自分の思うように動かして当たり前だという傲慢さ。でもそれが、いろいろな弱さと実は裏腹なところだと思う。それゆえに、これから乱れてくるところもあると思うので、どんなふうに変わっていくのか楽しみです」


——この作品の魅力を教えてください。
044(フォーティー・フォー)役:朴ろ美
「アナログ感のある映像だなと思いました。現場や監督の熱みたいなのが伝わってくるような、そんな絵だなと。出埼監督の作品を昔、拝見させていただいたことがあり、絵の端々に出崎さんの作品らしさが漂っていて、監督の匂いを感じます。近未来のお話ですがかっこよく行くのではなくて、いびつなものが端々にあって、すごく心に引っかかる、そんな作品だと思います」

ルカ役:関智一
「出演されてる方や、作品の世界観も含め、大人が見てもとても楽しめるような、深みのある作品だと思います。出崎監督の作品にお世話になるのが初めてで、子どもの頃から拝見していましたので、出られるのは光栄ですし、楽しみでもあると思って取り組んでいます」

ダクサス二世役:小山力也
「近未来の設定の作品はたくさんありますけど、この作品はいろいろ詰め込みすぎず、監督の焦点がすごくしっかりしてらっしゃるんだと思います。いろいろなものをもち込むとけっこう描ききれないなか、『何をやりたいか』ってことがすごくはっきりしている。僕も出崎監督の作品に参加させていただくのは初めてでひじょうにうれしい。この現場はほかにもたくさん先輩方がいらっしゃるので。最近は自分がチームの中でいちばん年上、ということもよくありますが、まだまだ先輩にもまれたいと思っておりますので、大ベテランの方々とごいっしょさせていただくのが楽しみです」


——最後に、視聴者の方にメッセージをお願いします。
044(フォーティー・フォー)役:朴ろ美
「この作品は本当に地の底がグラグラグラ!としてるようなおおきなエネルギーをもってる作品だと思うので、そのエネルギーをぜひ感じていただきたいなと思います。噛めば噛むほど味の出るスルメ作品だと思うので、一度ならず2度3度見て欲しい。出崎監督始め、音響監督の山田知明さん、たくさんのスタッフさん、役者さんたちを信じてがんばってやっていきたいと思ってますので、ひとりでも多くの方に楽しんでいただきたいと思います」

ルカ役:関智一
「朴さんが今日会ったときに『なんかこの現場緊張するんだ』って言ってたんですけど、そのときは『え〜そうなの?』って言ってたのが、終わってみて意外と自分も緊張してるなということに気づきました。今後も集中して自分も覚醒するようにがんばっていきたいと思います」

ダクサス二世役:小山力也
「監督が今までの蓄積されたものの集大成みたいな感じがします。キャスティングにもすごく恵まれたと思います。自分のキャラクターも、自分に何が求められてるんかと、それに対する自分の目標がはっきりしているので、やりがいがあります。ひとめ見ていただければ何かしら惹かれるところを見つけていただくことができると思うので、ぜひ楽しみにしていてください」

取材/文:坂出充