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押井守の「頭ではなく体」でつくった映画第1弾?「アサルトガールズ」舞台挨拶

2009-12-24 15:21

12月19日、押井守8年ぶりの長編実写映画となる「アサルトガールズ」が劇場公開され、公開初日を記念した舞台挨拶がテアトル新宿にて行なわれた。
舞台挨拶では監督の押井の他、映画に出演する黒木メイサ(グレイ役)、菊地凛子(ルシファ役)、佐伯日菜子(カーネル役)、藤木義勝(イェーガー役)が登場。映画公開日を迎えたことの喜びや、来場者への感謝の言葉を語った。

また公開日はクリスマス直前ということで、司会者から「今年一年頑張った自分に、ご褒美としてプレゼントをあげるとしたら何が欲しいか」という質問が出された。これに対して黒木は「アフリカに旅行して動物を見たいので、飛行機のチケットが欲しい」、菊池は「最近もつ鍋がマイブームなので、お食事券がいい」、佐伯は「どこでもドアで、あったかい国に行きたい」、藤木は「イェーガーが持っていた20ミリ対戦車砲の本物を撃ってみたい、マダラスナクジラ(映画劇中に出てくるモンスター)を飼ってみたい」、そして押井は「ガブ(押井が以前飼っていたバセットハウンド)が死んで2年経ったので、そろそろ新しい犬を飼いたい」と、それぞれ答えていた。


さらに登壇者にそれぞれ「今年を表わす漢字1文字を書いてもらう」というコーナーも行なわれた。「走りつづけた年」だったという黒木の漢字は“走”、「楽しい年」だったという菊池は“楽”、「政治の世界も新しくなり、松井選手もエンゼルスでの選手生活が始まり、自分の子供の小学校生活も始まったので」という佐伯は“始”、「1月に押井監督演出の舞台『鉄人28号』に出演し、今年最後は『アサルトガールズ』で締めることになった」藤木は“押”をそれぞれ書いていた。
そして最後に紹介された、押井の今年の漢字は“身”。今年空手で黒帯を取ったことが最大の喜びであり、今までは映画を頭でつくってきたけど、これからは身体でつくるという決意の表れだという。「自分の体に正直につくるとこんな映画になっちゃった(笑)。本質的にバカをやって人を楽しませることが好きなんだと再認識した。このような映画で駄目だというのであれば、また『イノセンス』のような陰鬱な世界を描く映画に回帰します(笑)」と押井は語って、笑いを誘った。

最後に押井は「100万人が1回見ても、1万人が100回見ても同じなので、気に入ったらぜひ繰り返してこの映画を見てください(笑)」「『アサルトガールズ』の小説も書きました。本というのは発売して1週間の売れ行きで重版が決まりますので、お年玉で買おうとか来年買おうとかではなく、ぜひ年内に買ってください(笑)」と、ジョークを交えつつ映画についてアピールした。

よく「難解」というイメージがつきまとう押井守の映画だが、今回は非常に単純で明るい映画となった「アサルトガールズ」。それを象徴し、舞台挨拶も終始笑いにあふれたものとなった。


「アサルトガールズ」テアトル新宿、池袋テアトルダイヤほかにて公開中
公式サイト
http://assault-girls.nifty.com/