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2010年06月23日

今クールで一番印象に残っている話、『迷い猫オーバーラン!』第7話「迷い猫、乗った」感想

ぼちぼち最終回をむかえるアニメも出てきているのですが、


今クールで一番印象に残っている話というと、やっぱり


『迷い猫オーバーラン!』第7話「迷い猫、乗った」になるでしょうか。


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この第7話「迷い猫、乗った」ではなにが起きたのかというと、


いわゆる「セルフパロディ回」で、


本編とはまったく別設定の話が唐突に入ってきたというもの。


『迷い猫オーバーラン!』本編は学園ラブコメなのですが、第7話だけ


主人公たちのデザインと性格と声だけが同じで全く別のアニメ


『勇者超人グランブレイバー』という熱血ロボットモノ


になったのです。


(最後の次回予告の段階で劇中劇だとわかるのですが、それまでは視聴者に全く説明ナシ)。



『動物化するポストモダン』(東浩紀)的に言うと、


データベース消費の最たるものだと思います(笑)。



こういったメタ設定は、アニメでは特に珍しいものでもなく、


SFが突然、熱血野球モノに変わった『宇宙をかける少女』第9話「Q速∞」


とかが記憶に新しいですが、今回、迷い猫が素晴らしかったのは


『勇者超人グランブレイバー』の作り込み具合。



「どう見ても勇者エクスカイザーや勇者王ガオガイガーだろう」


といったパロディはさておき、


OPテーマ「GO! グランブレイバー!」が福山芳樹さんで、


EDテーマ「奏でて星歌」が三重野瞳さんという豪華な顔ぶれ。


それもムダに(?)名曲なんですよ 。:゚(。ノω\。)゚・。 


(そういえば、三重野瞳さんは「赤尾でこ」名義で『荒川アンダー ザ ブリッジ』のシリーズ構成をやってますよね。三重野さんのデビューから見てきた者としては隔世の感があります)




1クールしかないのに、こうした冒険をするあたりは流石ですね。


月刊ニュータイプのアニメ予告ページ(DATABASEアニメランド)にも、


第7話だけ一切情報を出してませんでしたしね。



それにしても、『勇者超人グランブレイバー』はいきなり最終話が丸々放送されたのですが、


それでもなんとなーくそれまでの流れも全部わかってしまうあたりは、


みんなが共有してしまっているロボットアニメの文脈の存在を


思わずにはいられませんでした……。


(ライバル的存在の敵が最終話で味方になる。その敵の本来の目的は、故郷の星を滅ぼした帝国への復讐など)

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